目次
はじめに
はいどーも、cherry-willedです。
今回は、今まで記事にアップした中でも一番と言ってもいいくらい「おすすめ」の一品です。
これを見たそこのあなた!!
ラッキーガール(ボーイ)!!!
一応、冷製パスタなので夏と言ってますが、一年中いつでも美味しいですからね。
トマトはビタミンCを多く含み、またリコピンはがん予防の効果も期待されている栄養面においてもパーフェクトな食材なのです。
栄養素が豊富なことから「トマトが赤くなると、医者が青くなる」という、ヨーロッパのことわざがあるくらい。
また、今回のもうひとつの主役「キムチ」。
キムチは唐辛子の強い刺激、野菜の甘み、乳酸発行による酸味・旨味・塩味などが複雑に絡み合ったスーパーフードで、このふたつのゴールデンコンビのいいところだけをパスタに絡めたと、いう絶品料理です。
材料(2人前分)
- トマト・・・・・・・2個
- キムチ・・・・・・・200g
- ニンニク・・・・・・4欠片
- パスタ・・・・・・・100g
- 白ワインビネガー・・45ml
- バジル・・・・・・・6枚
- パセリ・・・・・・・少々(バジルと同量)
- オリーブオイル・・・100ml
- レモン汁・・・・・・小さじ1
- 塩、胡椒・・・・・・適量
作り方
トマトの湯むき&カット
トマトの皮をむいていきます。
トマトが完全に浸かるくらいのお湯を沸騰させます。
完全に沸騰したらトマトを投入します、この時トマトのヘタを取っておくと、あとあと皮をむくのがやりやすくなります。
トマトを入れたら、8~10秒でお湯から取り出して、すぐに冷水で冷まします。
このすぐに冷水で冷ます事こそが、簡単に皮をむくことに繋がるのでお忘れなく~。
皮をむいたトマトを横半分にカットします、そしてカットした断面から種を取り出します。
経験上一番やりやすかったのは小さめのスプーンの柄の部分ですね、一度お試しを。。
種をきれいに全部取ったら、1センチ角くらいの「賽の目」にカットしていきます。
ここでワンポイントアドバイス!種を取った後、そのままカットする前に、少し断面を下に向けて余分な水分を落としておきます。
そうすることで、味が馴染みやすくなり、ぼやけた料理にならなくなるのです、私がいたレストランではこういった感じの時は断面に軽く塩を振ってからしばらく網の上において、余分な水分を抜くようにもしていました。
バジルとパセリ
次にバジルとパセリをカットします。
この2つのハーブはトマトとの相性が抜群でまたオリーブオイルとも非常によく合います、この食材達は集まるべくして集まったような気がします。
バジルは口の中で噛んだ時にさわやかな風味を感じてもらうために、トマトと同じくらいのサイズで賽の目切りにします。
パセリはトマトとキムチの鮮やかな赤色の中にきれいな星屑を連想させる、みじん切りにしましょう。
バジル・パセリ同様、ハーブ類はカットするとその断面から空気に触れることにより、黒く変色してゆきます。なので見た目にも綺麗につくるために、できるだけ早くに次の工程にうつりましょうね。(オリーブオイルなどと絡めてしまえば、空気に触れなくなるので変色を防げる)
ニンニクオイルを作る
この料理には無くてはならない存在、「ニンニク」。
今日はパスタということもあって、にんにくの香り・コクをそのまま全部、オリーブオイルに移します。こうすることで料理全体をオリーブオイルとニンニクのエキゾチックで爽やかな雰囲気で包み込めるのです。
ニンニクは皮をむき、より細部まで香りを移すためにみじん切りにします。
そしてオリーブオイルが入った鍋に投入します、この時火はまだ付けてはいません。
ニンニクが入ったら、火をできるだけ弱くして点火してください、じんわりじんわり熱を入れていくことでしっかりとオイルにニンニクがうつってゆきます。
時間がたつにつれてだんだんとニンニクの色が茶色に変化してきます、ここで覚えておいてもらいたいことは、「茶色になった」といって色が変わってしまってから火を止めても、余熱で茶色から黒色に変わり、最終的には焦げてしまいます。
なので、白色のニンニクがうっすら茶色へ変化しだしてきたらすぐに火を止めてください。
どうしても不安な方は、火を付けてニンニクがふつふつと沸いてきたら止めちゃって下さい、それでも十分ですよ。
理想はオリーブオイルの熱が落ち着いた時にニンニクが薄い茶色であることですね。
食材達のマリアージュ
下準備を終えた食材を混ぜ合わせてゆきます。
カットしたトマト・バジル・パセリそして白ワインビネガー・レモン汁をボウルに入れます。
そしてキムチ投入!キムチはいろいろ種類がありますが試行錯誤した結果、甘みが強いものよりも辛味・酸味が強いほうが美味しいですね。
今回キムチはそのままダイレクトに入れましたが、トマトサイズくらいにカットして入れた方が味がまとまりますよ。
そして塩・胡椒。これに関してはキムチの味(塩味・酸味・辛味)によるので、お好みでお願いします、ただわりと濃い目くらいでちょうどいい感じになると思います。
最後にニンニクオイルを入れてしっかり混ぜ合わせて下さい。
味付けの工程はここで終了なので、ニンニクオイルを入れた後、もう一度味の確認をしてみて下さいよ。
パスタをゆでる
パスタを茹でてゆきます。
選ぶパスタは基本的には何でもいいとは思いますが、冷製パスタの場合には食感的にも冷たいソースにも合う「カッペリー二」「フェデリー二」などの細麺タイプがいいと思います。
ちなみに参考までに
- カッペリー二・・・0.9~1.3mm
- フェデリー二・・・1.4~1.5mm
パスタをゆでる時の基本はたっぷりのお湯で常に沸騰させている状態でたまにかき混ぜるということ。
たっぷりのお湯で沸騰させることにより麺同士が踊りくっつかないのです。
パスタをゆでる時に入れる塩の量は水に対して1%です。仮に水1.5ℓには15gの塩ということですね。
冷製パスタの場合は標準茹で時間よりも2分ほど長くゆでてください。
温製パスタの場合はアルデンテで芯を残しますが、冷製で芯を残すと違和感のある食感になってしまうのです。
長めに茹でてから冷水で冷やすことで、歯ごたえのいい冷製パスタになるのです。
完成へ・・
パスタが茹であがったら、すばやく冷水で冷やします。
冷やし終わったら水分をしっかりと切ります、ここでいい加減に切って水分が残っていると味が薄まり、ぼんやりとした美味しくないパスタになってしまいます。
しっかり水分を切ったら、味付けした材料とパスタを合わせてよく混ぜ合わせます。
これでトマトとキムチの冷製パスタの完成です!!
まとめ
この記事を書いてるだけで、またこのパスタを食べたくなってしまいました。
本当に美味しいので、ぜひみなさんも試してみて下さいね。
あと最後にひとつ、冷製パスタにかぎらず冷たいお料理は性質上、温かいお料理に比べて味が伝わりやすいのです。
塩味や甘味・苦味も温度によって感じ方が変わってきます。また冷たすぎる・熱すぎるお料理は味を感じずらくなります。
そのお料理を食べる温度で味見をして、最終的な判断をする習慣をつけましょう。
大切な人へのおもてなし、いつもの食卓にひとつでも笑顔が増えればなと思います。それでは今日はここまで、バーイ!!
今日の独り言
スーパーやコンビニでいつも思うことなんです。お会計の時。
商品の合計値段が出て、財布の中からお金を出している時に店員さんが袋に商品を入れてくれます。
お金が用意できて、トレーに置いた瞬間に「お品物からおさきにどーぞ!」って商品が入った袋を、わさぁ~と手渡されます。
この時点で両手は、商品と財布でふさがってますよね。
そこに追い討ちをかけるかのように、「おつりでございます!」とくる。
あの~両手ふさがってるんですけどぉ~。。
また商品を下に置けばいいだけなんだけど、なんか二度手間感がいやー。
よければ動画もあるよ↓