はじめに
今回は、オムレツです。
オムレツといえば食材的にも作り方も簡単で、全世界の家庭やレストランで作られている大人気料理のひとつです。
日本で「オムレツ」といえば、溶き卵を熱したフライパンに落とし、スクランブルエッグ状態を作ってからフライパンをトントンと叩き、形を作っていくものですが、日本国外における「オムレツ」は少し概念が違っているみたいです。
日本国外での「オムレツ」といえば、溶き卵を加熱して固める料理全般のことを指します。
なので日本の卵焼きや中華料理のかに玉などもオムレツと呼ばれているみたいです。
卵の取り過ぎは?
卵は私たちの生活において、今回のオムレツをはじめ目玉焼き・卵焼き・デザート・粉物料理など、実に多くの場面で使われています。
しかし卵の取りすぎはよくないという言葉を聞いたことはありませんか?
これは、コレステロールにおけるイメージから定着してしまったようです。
しかし、食事摂取基準からコレステロール摂取の目標値がなくなったということが、2015年に厚生労働省から発表され、コレステロール値が高い食材として敬遠されていた「卵」も毎日摂取しても問題ないことが明らかになりました。
コレステロールの摂取量は低めに抑えることが好ましいものと考えられるものの、目標量を算定 ─126─ するのに十分な科学的根拠が得られなかったため、目標量の算定は控えた。
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」より引用
簡単に言ってしまえば、コレステロールにおける身体の影響が科学的に証明されなかったということですね。
さあ~、安心して卵料理を作ってそして食べられる!!
材料
- 卵・・・・・・3個
- 牛乳・・・・・50ml
- 塩、胡椒・・・少々
- サラダオイル・・適量
- バター・・・・少々
作り方
まずは、たまご・牛乳・塩・胡椒をボウルに入れてかき混ぜます。
白身と黄身が良く混ざるよう、切るように混ぜます。
フライパンを熱して、サラダオイルを入れます、お好みでバターを入れるとコク・風味がアップします。
火加減は中火か強火で、たまごがくっつかないためにしっかりフライパンを温めるかテフロン加工のフライパンを使いましょう。
うっすらと煙が出てきたら溶き卵を投入します。
たまごは基本的に、まわり(外側)から火が入ってくるため、混ぜるときは外から中へを基本にします。
そして、もう一方の手でフライパン自体を上下に動かしてよりきめ細やかな卵(スクランブルエッグ状態)を作ります。
フライパンを揺り動かすのと、フライパンの中の卵を外から内へとかき混ぜるを同時進行で行います。
文章で読むとなんだか難しく思うかもしれませんが、何回かやっていくうちに慣れてきてコツをつかめますよ!
全体に火が入りだしてきて、きめ細やかなスクランブルエッグ状態になったら、フライパンを前方方向に傾けてお箸でフライパンの前部分に卵を集めていきます。(火加減はそのまま)
卵の端の部分をめくるとスルスルっと流れるように前へ流れ落ちてゆきます。
そうして集めた卵を木の葉型に成型します。
形作れたら、フライパンの取っ手の根元部分を軽くトントンと叩いて卵を巻き込んでゆきます。
軽く叩くたびに、卵の前部分から巻き込まれていくはずなのでそのまま一周します。(火加減は最後まで変わらず)
一周したら、つなぎ目部分を火に5~8秒くらい当ててしっかりと蓋をします。
しっかりと蓋をしたら、再びトントンと返してつなぎ目を真上まで持ってきます。
つなぎ目を確認したら、お皿にそのまま移して形を整えます。
最後に、溶きバターをはけで塗って(なければスプーンなどで)完成です!!
最後に
朝食、ランチタイムにぴったりな「オムレツ」、今回はあえてプレーン・オムレツでやってみましたが。
チーズやハム・コーン・トマトなどなど、以外といけるのはジャムやキムチなんかも美味しかったですよ。
具材を変えるだけでバリエーションが無限に広がる料理なのでいろいろ試してみてくださいね!
初心者さんは始めのうちは失敗の連続だと思いますが、味は変わらず美味しいのであきらめずに何回もトライして下さい!
慣れてきてリズミカルにオムレツを巻けるようになったら、もうそれは感動ものです。
頑張ってください~。
大切なひとへのおもてなし、いつもの食卓にひとつでも笑顔が増えればなと思います。それでは今日はここまで、バーイ!!
よければオムレツの作り方動画でーす
今日の独り言
やっぱり、春はウキウキ感が出てきていいですね~。
先日、近くの公園へお花見に行ってきました。
桜とビールと焼き鳥、最高っす!!!