はじめに
はいどーも、cherry-willedです。今回はスウェーデン料理のど定番、ヤンソンスフレステルセ。
グラタンの一種で、グラタンには欠かせないベシャメルソースを作る必要もない、とっても簡単で美味しい料理です。
スウェーデンではクリスマス定番のご馳走で、ポピュラーな家庭料理でもある。
特徴は、玉ねぎ・じゃがいも・アンチョビを使うこと、味の決め手はアンチョビの塩辛さと玉ねぎの甘み、そしてお好みのスパイスで個性的に。
ヤンソンスフレステルセ~ヤンソン氏の誘惑~ という、はじめ聞いた時は長い名前だなあ~、と思いました。
名前の由来は、19世紀に実在したと言われる菜食主義のエリク・ヤンソンという宗教家があまりにも美味しそうな見た目と匂いに勝てず、ついに口にしてしまったとされる。まさに誘惑に勝てなかったんですね。。
材料と作り方
材料
- じゃがいも 2個(小さめ)
- 玉ねぎ 1/4個
- アンチョビ 5枚
- 牛乳 100ml
- 生クリーム 90ml
- バター 20g
- チーズ 25g
- オールスパイス 少々
作り方
野菜をカットする
まずはじゃがいもと玉ねぎを洗ってから、皮をむきます。そして拍子木切り(マッチ棒のふた回りくらい大きなサイズ)にカットしていきます。
この時、じゃがいもは水にはさらさないです、水にさらすと色の変化は防げるのですがでんぷんが流れてしまい、グラタンには欠かせないトロッと感がなくなってしまい、味が乗らなくなってしまいます。
玉ねぎの切り方は、その用途に応じて変えていきましょう、食感を残したい時は繊維に沿ってカット、逆に甘みを出して溶かすようにしたければ繊維に対して垂直にカットする。
グラタンの具材をつくる
鍋にバターを入れて、バターが溶けたら中火でカットしたじゃがいもと玉ねぎを炒めていきます。
かき混ぜながら炒めていき、玉ねぎがしんなりと軽く透明になってきたら、牛乳・生クリーム・オールスパイスを入れる。
オールスパイスとはあまり聞きなれないかもしれないが、フトモモ科の植物でシナモン・クローブ・ナツメグの3つの香りを併せ持つといわれる、スパイシーかつ甘い香りを兼ね備えたスパイスである。
近頃では普通にスーパーで売っているが、無ければナツメグなどでもOKです。
鍋に材料を入れたら、蓋をして中火で約10分間、加熱。
時間が経つにしたがってだんだんと、とろみがついてくるので途中、かき混ぜながら好みのとろみになるまで確認してタイミングをはかる。
焼き上げる
いい感じのとろみになってきたら火からおろして、グラタン皿に半分の量の具材を入れる。
その上にアンチョビをちぎって均等に並べていく、前項にも述べているが今回のグラタンの塩味はこのアンチョビによるものだけなので、なるべく並べる時には偏らせないで均等におねがいしまーす。
さらに今回のアンチョビの量はスタンダードなものになっているので、味濃いめ・薄いめがご希望でしたら、アンチョビの量を変えてみてください。
アンチョビをきれいに並べたらその上に、残り半量の具材を入れてならす。
最後にチーズを均等に敷き詰めて、あらかじめ温めておいたオーブントースターで約4焼き上げて完成!!
まとめ
今回は初のスウェーデン料理です。なかでももっともポピュラーな「ヤンソンさんの誘惑」!!
いざ作ってみて思ったのが、すごーーーーーーく簡単でした。グラタンとなるとやはりベシャメルを作らなきゃって思ってしまうのですが、それもなく味付けもアンチョビの枚数だけなので、ほんとノンストレスでした。
焼きあがる直前からすでに、誘惑が始まっておりチーズの香ばしい香り、その香りの中にスプーンを入れれば中からとろっとろのクリームにまみれたじゃがいも、ほくほくのじゃがいもとアンチョビの相性は神!!あとから追いかけてくるオールスパイスの魅惑の刺激、もう最高でした。
みなさんも誘惑に負けちゃってくださいね!大切なひとへのおもてなし、いつもの食卓にひとつでも笑顔が増えればなと思います。それでは今日はここまで、バーイ!!
今日の独り言
最近はなにかと忙しくて、ボーとしてる時がほとんどなくて、目がまわりそうですね。。
でも必要とされているということでいいのかもしれません、、いいのか??
身体には気をつけていきたいですね。自分が大変なときはこう思うようにしています。「みんなも大変」って。
あと同時に思うことが 貧乏、ひまなしっ!!
動画もあるよ↓
彼女を作って美味しい料理を振舞おう~!